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六甲山縦走を半分だけ

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5月5日、こどもの日に会社の同僚と4人で六甲山縦走路の西側を歩いてきました。 先日の京都のエントリーに続いて、写真でルートを紹介。 8時30分ごろに須磨浦公園駅を出発。 本当は8時出発予定だったのが、同僚が携帯電話を電車に忘れるハプニングがあり少し遅れてスタート。 鉢伏山から旗降山へ。旗降山から振り返ると明石海峡大橋がハッキリ見えました。 鉄拐山から一度高倉台の住宅地に降り、大丸ピーコックで昼食のおにぎりを購入。住宅地を抜けた先で400階段と呼ばれる長い階段を登って栂尾山頂の展望台でいっぷくしつつ、明石まで携帯電話を取りに行っていた同僚が追いつくのを待って改めて4人で出発しました。 横尾山を越えて、一番の名所といってもよい馬ノ背に。 ここまでは全然元気だったんですけどね…。 横尾、妙法寺の住宅地を通り抜けるころにはちょっとした上り坂でも脚が重くなるようになってきました。 縦走という言葉からある程度のアップダウンはありながらも尾根伝いに進むようなイメージだったのですが、今回のルートに関して言えば、300~500mくらいの登山をいくつも連続して行うという方が的確かもしれません。 高取山の登りはこまめに休憩を取りながらゆっくり進み、またもや一度住宅地に降り、いざ今回のコースでもっともきついと聞かされていた菊水山の登りへ。 途中、「鵯越」「源平町」といった地名に趣を感じながら、重い脚をなんとか動かして進む。ところどころ整備された階段が用意されているのですが、そういう階段の方が脚へのダメージは大きかった…。 ようやくたどり着いた菊水山の山頂で昼食を摂る。 この日は天気が非常によく、眼下には遠く大阪市内がくっきり見えました。むしろ天気が良すぎて想定よりも水分補給のペースが早く、この時点で手持ちの飲料が尽きてしまいました。 同僚に水を分けてもらいつつ、昼食休憩では回復しきれない疲労で脚を引きずりながら鍋蓋山を超えて、大龍寺の自動販売機で水分補給がてら休憩。 ちなみに、一応Polar M400でのトラッキングもしていたのですが、この途中でバッテリー切れ。仕様上は8時間電池がもつとのことでしたが、ほぼその通りの結果でした。 ここから市ケ原に降りたあと、全山縦走であれば摩耶山に向けての急...

2017春の沖縄旅行:ガンガラーの谷

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この春休み期間中に家族で沖縄旅行に行ってきました。 今回のメインイベントはガンガラーの谷のガイドツアーでした。 ガンガラーの谷のWebサイト  ガンガラーの谷は沖縄本島南部にある、かつての鍾乳洞の天井部分が数十万年前に崩落してできた谷で、今では亜熱帯の森が広がる自然豊かな場所だそうです。 さらに、2万年ほど前には「港川人」と呼ばれる人たちが暮らしていたとみられ、今でも発掘調査が行われている、自然と文化を体感できるスポットとのこと。 そうした学術的にも価値があるところゆえに、だれでも自由に入ることはできず、ガイドツアーに参加しないと谷に足を踏み入れることはできません。 谷の入り口は鍾乳洞の天井部分が残ったホールのようになっています。 ここはカフェになっていて、ツアーに申し込んでいなくてもここまでは自由に入ることができます。ライブなども行ったりするそうで、この時点では何となくチャラいスポットなのではないかと不安になったりしました。 ここがツアーの集合場所にもなっています。 やがてツアーの開始時刻になると、カフェの奥にあるステージに参加者は集められました。 今回はわれわれ家族を含めて8組が参加しました。 このステージ上でツアーの説明と、おおまかにガンガラーの谷の概要がガイドから説明されたあと、ステージ脇から谷に進んでいきます。 ちなみに、このステージのすぐ横やカフェの入り口横などは、実際に人骨や石器などが発掘された場所だそう。この辺りから個人的にはかなりテンションが上がってきました。 奥に進むとホールを出て、谷にでます。かつてここが鍾乳洞であったとは思えないほど幅のある谷で、今は草木が生い茂った森になっていました。 ここからガイドの説明を聞きながら、ゆっくりと足を進めていきます。 途中、イナグ洞・イキガ洞と呼ばれる洞窟を通ります。イキガ洞では灯を灯したランプを手渡され、暗い洞窟の中をランプの明かりを頼りに進んだり、谷の上から崩れてきた大きな岩の下を潜り抜けたりと、ちょっとした探検気分が味わいながらツアーは進んでいきます。 そして、道路の下をくぐるトンネルのようになったところを抜けると、ガンガラーの谷のシンボルともいえる景色が目に飛び込んできました。 谷の上から根を下ろす大主(ウフシュ)ガジュ...