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春の西九州家族旅行(4日目)

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ようやく最終日の記録です。 よい宿でした 朝、部屋のカーテンを開けるとやはり地獄。 朝から目の前が地獄 朝食は部屋ではなく、上の階にある食堂のようなところで。 和な朝食 食堂の真ん中あたりには自分で小松菜や白菜、大根などをさっと湯がいて食べる温野菜のサービスも嬉しい。 上の朝食の写真をよく見ると、膳の左手前のところに白い紙があるのですが、ここには今日の天気予報が書かれていました。 今回泊まった宮崎旅館は決して最新の設備のある新しい宿ではありませんが、こういう気遣いが随所に感じられるいい宿でした。 ちなみに、写真はありませんが、1階の地獄側は日本庭園になっているのですが、この庭にもところどころ「地獄」があり、湯気が噴き出していました。 宿の方と話していると、雲仙温泉といえども自分の敷地内に地獄があるところは珍しいそうで、そのせいか電話交換機を設置するためにNTTがロビーの硫黄濃度を計測したところ、どの宿よりもここが一番硫黄濃度が高かったそうで、おかげで電化製品がすぐに壊れると笑っておられました。 せっかくだからとチェックアウトしてからも裏手の地獄をぐるっと散歩してから出発しました。 すごく長くてすごく熱い足湯 この日も曇り。雨は降らないように思われますが、晴れそうでもありません。 まだ帰りの飛行機には時間があるので、山を下りて小浜温泉に寄ることにしました。なんでも、日本一長い足湯があるとのこと。 雲仙温泉から30分くらいでしょうか、海沿いの道を走っているとずっと向こうに白い湯気がいくつも立ち上っている町が見えてきました。 温泉の噴水 駐車場のとなりには温泉の噴水のようなものがありました。硫黄のにおいは雲仙温泉よりは少なめですが、それでもしっかりにおいます。 噴水の裏手に回ってみると、温泉の蒸気で野菜や魚貝を蒸すためのブースのようなものが5つほど並んでいました。向かい側にある売店のようなところで、イモやホウレン草などここで蒸して食べるためのものを売っていました。 そこから海沿いに全長105メートルという足湯がありました。 この105メートルというのは、噴き出す温泉の温度が105度というところに由来しているそう。この105度という高温の温泉が小浜温泉の特徴とのことですが、そのためもあって...

春の西九州家族旅行(3日目)

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だいぶ長くなってますが、もうちょっと続きます。 3日目は、ホテルの最上階のレストランでビュッフェ形式の朝食からスタート。今回の旅行では予定されている食事がほぼ和食なので、少し目先を変えてみました。 泊まっているホテルはこの辺りでは一番高い建物のようで、眺めは非常に良かったです。もっとも、長崎の地形的に稲佐山と風頭山とに挟まれているので、360度のパノラマというわけではありませんが。 料理も十分に美味しかった。かんぼこ(かまぼこ)や五島うどん、豚まんといったご当地メニューもあり、やっぱりあれもこれもとついついとりすぎてしまいますね。 予想外の雨 ホテルのチェックアウトは11時だったのでゆっくりと支度をしました。もうすぐに昼になるのでそのまま長崎市内で昼食を摂るという手もあるにはあったのですが、朝ごはんをしっかり食べていたのであまり腹は減っておらず、そのまま雲仙に向かうことにしました。 ナビにしたがって、長崎駅前を市役所方面に曲がり、そのまま国道34号線から251号線、57号線と快適なドライブでした。 ただ、旅行前の天気予報では期間中晴れが続くはずでしたが、この日は朝からどんより曇っていて、251号線に入ったころにはとうとうぼつぼつと小雨が降ってきてしまいました。 やばい、そういえば雨具を持ってきてない……。 そんな天気のまま国道から雲仙方面に折れ、いかにも山道といったヘアピンなどがある急こう配の道をゆっくり上り、2時ごろに雲仙温泉に到着しました。 地獄めぐり 予約していた旅館のすぐ横が「地獄」をめぐる遊歩道の入り口になっていたので、車を旅館の駐車場に停めさせてもらい地獄めぐりに出かけました。 道中、小雨模様でしたが、雲仙温泉まで来ると時折雨粒は落ちてくるものの、何とかギリギリ曇りで持ちこたえてくれていました。 標高が高い雲仙運戦ではまだ桜が満開でした。 周囲は硫黄のいわゆる「腐った卵のような」においが強く鼻を刺激します。ここまで硫黄のにおいがするところは久しぶりです。 遊歩道は林のような木立に囲まれているのですが、ところどころ水たまりのようなものがあります。これがただの水たまりでないことは、立ち上がる湯気と白く変色した地面の色が物語っています。 少し歩くとさっと目の前が開けました。 まさに地獄 思わ...

春の西九州家族旅行(1日目)

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なんか忘れ物をしているような気がする、という旅行にありがちな感覚を持ちながら、いよいよ旅行スタートです。 通勤ラッシュの中新大阪へ、そして博多へ 9時過ぎの新幹線に乗るために、バス、地下鉄を乗り継いで新大阪へ。時間的に通勤ラッシュ真っただ中。しかも、この日は4月2日月曜日、すなわち年度替わり最初の出社日で、この日が入社式という新人たちも多く、いつもよりもむしろ混雑がひどかったような気もします。 さらに事前に新幹線のチケットをネットで購入していたのですが、それを受け取るところが見当たらない! 以前は新御堂筋側の改札の向かい側にJR西日本の窓口があったのですが、いつの間にかJR東海の窓口しかない。切符の受け取りができる自動販売機もJR東海版ばかりで、e5489で購入したチケットが受け取れない……。 ふと見上げた案内板にようやくJR西日本の窓口の案内を見つけて事なきを得ましたが、いつのまにかすごくわかりにくいところになってますね。早めに新大阪に着くように移動していて助かりました。 新幹線では家族3人、横並びでリラックスした時間を過ごしました。 それにしても、山陽新幹線は車窓の景色があまり面白くないですね。 11時半に博多駅に到着。 夜の旅館での食事に向けて簡単に済ませたかったこともあり、ベタに駅構内で豚骨ラーメンを食べることにしました。 構内にラーメン屋が固まったエリアがあったので、その中でちょうどいい具合の混み具合だった店に入りました。通な人にはこういういかにも観光客向けなところで食べるのは笑われるような気がしますが、充分おいしかったです。 一番シンプルなラーメンを注文 駅前のレンタカー店で車を借り、いよいよ九州の旅が本格的にスタート カーナビの指示に従って高速道路、国道を通って唐津へ。天気は快晴、平日だからか道は空いていて快適なドライブでした。 快適すぎてかなり早く旅館に着きそうだったので、呼子港にあるマリンパル呼子に寄り道。 港には子どもの名前らしいものが書かれた大きなのぼりがはためいていました 七ツ釜という海に開いた洞窟へ向かう遊覧船「イカ丸」に乗りました。 暑いくらいの気温の中、潮風が気持ちいい。 海にぽっかり空いた洞窟がたぶん7つ 港を出ておそらく10分ちょっと、崖に大小の洞窟がぽっ...