今後の期待を込めて。Seesmic Pingが良さげ。

mixiやFacebook、Twitter、Google+など、様々ないわゆるSNSが林立している中で、それぞれにおいて個別のネットワークを築いている方も多いのではないでしょうか。

私もTwitter、Facebook、Google+を使っていますが、それぞれで重複してつながっているリアルな友人もいれば、特定のSNSでのみつながっている友人もいます。

本当は1つのサービスにまとめられればいいのでしょうが、残念ながらなかなかそうもいかないもので、そうなると複数のSNSをまたがって管理できるクライアントがあると非常に便利です。

TwitterとFacebookを扱えるクライアントとして有名なところではHootsuiteやTweetbeckなどがありますが、その1つであるSeesmicにPOST専用のアプリが登場しました。それがSeesmic pingです。



複数SNSを扱うという意味では、大きく分けると2つの観点があるかと思います。

  • 複数SNSの投稿を1つのクライアントで横断的に閲覧する。
  • 複数SNSに1つのクライアントからまとめて投稿する。
先に挙げた3つのクライアントはこの2つの観点のいずれにも対応しており、それぞれに多くのユーザを抱えている優れたクライアントです。
ただ、私の個人的な利用状況では、いずれもが帯に短したすきに長し、という状態でした。

私の場合、AndroidにおいてはTwitterクライアントの定番twiccaが絶対的な位置に君臨しており、どうしてもTwitterに関してはtwiccaに戻ってしまうというのがまず前提となります。
このため、必然的にFacebookは別アプリを使うことになり、こちらについては特にこだわりもなくFacebook謹製の純正アプリを使っています。

つまり、私の場合、先に挙げた2つの観点において前者の要望はtwiccaの存在によって必要性を失っており、後者の観点のみが要件となっていました。
この点で上記3つのアプリを使っていてもオーバースペックであり、細かい部分で色々としっくりこないところがあって定着するには至っていませんでした。

これに対して、POSTに特化したSeesmic pingには次のようなメリットがあります。


  • POST専用なので、アプリを起動すると即投稿入力画面になる。(上のキャプチャ画像の状態)
  • Twitter、Facebookに同時POST可能(その他、LinkedIn、Chatterにも投稿可能)。Twitterに関しては複数アカウントにも対応。
  • POST先SNSは投稿時に選択可能。
  • 写真のPOSTは、Twitterに対してはベンダー標準サービスに、FacebookにはSeesmic Photoというアルバムを作って投稿するため、写真のサムネイル表示に対応。
  • 下書き保存や過去のPOST一覧も見られる。
  • アプリ内ではなく、Seesmicのサーバ側に各SNSのアカウント定義を登録するタイプ(Hootsuiteと同じ)なので、複数端末で設定の共有が可能。
  • アプリのサイズが小さい。(私の端末で確認すると700KB強)
それ以外にも、私は使いませんが投稿の時刻予約機能もあります。

とはいえ、まだまだ足りない機能や操作性の改善の余地も多く、

  • ジオタグの埋め込みは未対応
  • どのPOST先SNSの選択のために、別画面に移動する必要がある。
  • POST専用なのに、ウィジェットに対応していないため、ホーム画面からいきなり投稿はできない。
  • POSTしてから実際にSNSに送信されるまで、やや時間がかかる。
など、気になる方には気になる点も残されています。

とはいえ、現時点で一通りの機能も揃っており、アイコンもSeesmicのたぬきみたいなキャラではなくすっきりときれいなので、私としてはまったく問題なし。
今後の成長を楽しみに、これから使っていきたいと思います。

※それにしても、Google+はいつになったらPOST用のAPIを公開するのでしょうね・・・。

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