iPad miniの発表に思うこと
いよいよiPad miniの発売日が迫ってきました。
IT系のメディアでは、モバイルガジェットについてこれまで様々な記事を書いてきたライターやジャーナリストがiPad miniについても、そのサイズ感や質感などについてレポートしています。
それらを読むと、ほとんどの人がiPad miniは素晴らしい製品で、これまでiPadでは大きすぎるとして手を出さなかった人たちに歓迎を持って受け入れられ、商業的に成功するだろう 、との見解を示しています。
その中では、これまでRetinaの良さや重要性を強くアピールしていたライターがRetinaでなくても問題ないと書いていたり、7.9インチと7.0インチの画面サイズの違いにもかかわらず「7インチクラス」という強引な括り方で比較してiPad miniの表示領域の広さをほめたたえたり、あるいは「iPad miniはXGAの解像度を前提としたサイトの表示にぴったり、 それに比べて従来の7インチのタブレットはマッチしていない」と解像度とディスプレイサイズをごっちゃにしたりとか、iPad miniはiPadと同じアスペクト比なのでアプリ開発者にやさしいという「じゃあ、iPhone5はどうなんだ!?」と突っ込みたくなる内容とか色々ありますが、要するに今までのアピールポイントには合っていないけれども魅力的な製品なんだろうと思うわけです。
実際、私個人としてもiPad miniは売れると思います。
私自身は春にiPad 3rdを購入したところですし、購入する予定は今のところありませんが、 見たらほしくなるだろうなとは思います。
ただ、個人的にどうしても解せないのが、未だにAppleがWiFiモデルにGPSをつけないこと。
少し前のiOS6の標準マップについての騒動で、Appleも地図が持つ重要性には否が応でも気付いたはずですし、上述のような方々が書いた記事を読んでいると、位置情報という宝の山にAppleはすでに気づいており、それをGoogleなど他社に依存している状況を打破するために自らマップ作製に乗り出したようなことがちょこちょこと散見されます。
であれば、なぜGPSをつけないのでしょうか?
スマートデバイスの地図が重要なのは、それがいつでも自分のいる場所を地図にマッピングできるためです。だからこそ、チェックインしたり、自分の周囲にあるお店を探したり、ナビで目的地にいくルートを探したりできるわけです。
その「今自分がいる場所」をわかるための方法として、精度が高く実績があり、今となっては実装にそれほど大きなコストがかかるとは思えないGPSをなぜつけないのか?
WiFiモデルでは、出先で通信できないだろうから?
でも、iPhoneにも以前から(日本では使えませんでしたが)テザリングの機能が付いていて、WiFiモデルでも出先で通信できる環境が用意できることはApple自身が証明しています。
この辺り、地図問題を記事にしたライターの人でも、触れている人が少ないです。
大した問題じゃない、ということなのでしょうか?でも、位置情報が重要なのは、彼ら自身も認めるところだと思うのですが・・・。
私としては、結局Appleはいまだに位置情報と、そのベースとなる地図に対して、あまり価値を感じていないのではないか?としか思えないです。
でなければあの地図のできの悪さはないでしょう。日経の記事では地図の問題ではなくエンジニアリングの問題であるとのことですが、 これが事実であればこのお粗末な対応は、単にGoogleにマップの利用料を払うのが嫌になった、という程度でしかないように思えてしかたありません。
もしくは、iOS6のマップ騒動でようやく気付いたが、今回のiPad miniの発表には間に合わなかったのかもしれません。
それであれば、次にリリースされる各種WiFiモデルにGPSが搭載される可能性に期待できるというものです。
その時には、何の迷いもなくiPad 3rdからiPad mini 2(?)に乗り換えたいと思います。
IT系のメディアでは、モバイルガジェットについてこれまで様々な記事を書いてきたライターやジャーナリストがiPad miniについても、そのサイズ感や質感などについてレポートしています。
それらを読むと、ほとんどの人がiPad miniは素晴らしい製品で、これまでiPadでは大きすぎるとして手を出さなかった人たちに歓迎を持って受け入れられ、商業的に成功するだろう 、との見解を示しています。
その中では、これまでRetinaの良さや重要性を強くアピールしていたライターがRetinaでなくても問題ないと書いていたり、7.9インチと7.0インチの画面サイズの違いにもかかわらず「7インチクラス」という強引な括り方で比較してiPad miniの表示領域の広さをほめたたえたり、あるいは「iPad miniはXGAの解像度を前提としたサイトの表示にぴったり、 それに比べて従来の7インチのタブレットはマッチしていない」と解像度とディスプレイサイズをごっちゃにしたりとか、iPad miniはiPadと同じアスペクト比なのでアプリ開発者にやさしいという「じゃあ、iPhone5はどうなんだ!?」と突っ込みたくなる内容とか色々ありますが、要するに今までのアピールポイントには合っていないけれども魅力的な製品なんだろうと思うわけです。
実際、私個人としてもiPad miniは売れると思います。
私自身は春にiPad 3rdを購入したところですし、購入する予定は今のところありませんが、 見たらほしくなるだろうなとは思います。
ただ、個人的にどうしても解せないのが、未だにAppleがWiFiモデルにGPSをつけないこと。
少し前のiOS6の標準マップについての騒動で、Appleも地図が持つ重要性には否が応でも気付いたはずですし、上述のような方々が書いた記事を読んでいると、位置情報という宝の山にAppleはすでに気づいており、それをGoogleなど他社に依存している状況を打破するために自らマップ作製に乗り出したようなことがちょこちょこと散見されます。
であれば、なぜGPSをつけないのでしょうか?
スマートデバイスの地図が重要なのは、それがいつでも自分のいる場所を地図にマッピングできるためです。だからこそ、チェックインしたり、自分の周囲にあるお店を探したり、ナビで目的地にいくルートを探したりできるわけです。
その「今自分がいる場所」をわかるための方法として、精度が高く実績があり、今となっては実装にそれほど大きなコストがかかるとは思えないGPSをなぜつけないのか?
WiFiモデルでは、出先で通信できないだろうから?
でも、iPhoneにも以前から(日本では使えませんでしたが)テザリングの機能が付いていて、WiFiモデルでも出先で通信できる環境が用意できることはApple自身が証明しています。
この辺り、地図問題を記事にしたライターの人でも、触れている人が少ないです。
大した問題じゃない、ということなのでしょうか?でも、位置情報が重要なのは、彼ら自身も認めるところだと思うのですが・・・。
私としては、結局Appleはいまだに位置情報と、そのベースとなる地図に対して、あまり価値を感じていないのではないか?としか思えないです。
でなければあの地図のできの悪さはないでしょう。日経の記事では地図の問題ではなくエンジニアリングの問題であるとのことですが、 これが事実であればこのお粗末な対応は、単にGoogleにマップの利用料を払うのが嫌になった、という程度でしかないように思えてしかたありません。
もしくは、iOS6のマップ騒動でようやく気付いたが、今回のiPad miniの発表には間に合わなかったのかもしれません。
それであれば、次にリリースされる各種WiFiモデルにGPSが搭載される可能性に期待できるというものです。
その時には、何の迷いもなくiPad 3rdからiPad mini 2(?)に乗り換えたいと思います。
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