友が島 結果オーライの旅
例年、大学の先輩たちと近場で日帰りで遊びに行っているのですが、先日の軍艦島の旅が良かったもので、同じく廃墟の島「友が島」に行くことにしました。
友が島は和歌山と淡路島との間、紀伊水道にある無人島で、実際には4つほどの島の総称です。
大阪湾への入口に当たるという地理的な特徴から明治期より軍事施設が作られ、第二次大戦が終わるまで軍が管理していた島です。
実際にこの島の砲台などが使われることはなかったようですが、戦後これらの施設は破壊、放棄されて廃墟となっています。
以前から釣りやキャンプ、ハイキングなどの目的で訪れる人がいたので定期便が対岸の和歌山市加太から出ていますが、近年その廃墟と生い茂る植物とが組み合わさった景色がジブリの映画「天空の城 ラピュタ」のようだということで一部で人気になっているようです。
特にジブリ好きでもなければコスプレ好きでもない四十のおっさん3人がそんな友が島に行くことに決めたのは前日の金曜日。
とりあえず11時の船便に乗ることを目指して車を走らせました。
ところが阪和道で岸和田を超えたあたりから渋滞がはじまり、間に合うかどうか微妙な情勢に。
元々は岸和田SAで弁当でも買っていくつもりでいたのですがスルーして一路加太を目指します。
さらには、おそらく最寄りのICは和歌山北なのですが、先輩が出してくれた車のナビが古く和歌山北ICがまだ登録されていなかったため、ナビを信じてその先の和歌山ICまで行ってしまったことで和歌山市内を戻ることになり、ここでも大幅に時間をロス。
結局11時にはギリギリ間に合わず、港に着いたときにちょうど船が出ていってしまいました。
仕方なく次の便に乗ることにしてチケット売り場に行くと、今日はたまたま海上保安庁が友が島にある灯台の無料公開をしているとのこと。
そういうイベントがあるとはWebサイトには書いていなかったけど……ま、ラッキー♪
そのために臨時便も出ていたようですが、その臨時の12時便もすでに満席で、その次の13時便になるとのこと。
こちらはもうそのつもりで来ているが全然問題ない。
で予約券をもらったのですが、13時便のチケットを買うために12時から12時半の間にまた来てくれと。
ん?ということは、もしも11時便に乗ろうとしていたら9時くらいには予約券を取りに来ていないといけなかったということ?
まあ、12時まであと1時間くらいあるので昼食も食べられて結果オーライでしょう。
というわけで、すぐ近くの淡嶋神社に参拝することに。
淡嶋神社は人形供養の神社として有名なこともあり、境内のいたるところに所狭しと供養のための人形が置かれていて、何とも言えない不気味ともいえる雰囲気……。
鳥居の前には3件ほどの土産物屋がありました。
よくあるのはまんじゅうや団子を売っている茶屋ですが、ここは目の前が漁港ということもあり魚介類の売店。
どの店も表で貝を焼いており、すごくいい匂い。そのうちの1軒に入って昼食にしました。
さて、昼食を済ませ、無事にチケットも買って、いざ船で友が島に向かいます。
やっぱり人が多いな、と思っていたら、友が島についたら桟橋の上はすごい人の数。
どうやら我々が乗ってきた船に乗って加太に戻る人たちのようですが、こんなにいるのか!
ちなみに天気はどんより曇り。天気予報では夕方にひょっとすると雨が降るかも、とのこと。
前日までいい天気でしたが、日差しが強すぎずちょうどよかったのではないでしょうか。
ここから歩いて島を周ります。
やがて、パンフレットなどでよく見る第三砲台跡に着きました。
ここは友が島でももっとも規模が大きく、懐中電灯なしでは一歩も前に進めない真っ暗なトンネルや弾薬庫跡など見どころも多いところです。
第三砲台跡のあと、時間があれば島の北東側を周るコースもあるのですが、今回は時間の都合でここまで。
まっすぐ桟橋に戻って所要時間は約3時間ほど。
灯台に昇るのに30分ほど待ったので、普段なら2時間半くらいでしょうか。
結局雨も降らず、暑すぎて体力を削られることもなく、青い空の下で景色を見ることができなかった点を除けば天候にも恵まれたと思います。
何が良かったかと言えば、手つかずの自然と廃墟が島の中に点在し、ハイキングとビューポイントがいいバランスで楽しめることでしょうか。
下手に観光地化してきれいに整備されていないところが良かったと思います。
それにしても軍艦島、友が島と廃墟めぐりがかなり楽しくなってきてしまったのはどうしたものか……。
友が島は和歌山と淡路島との間、紀伊水道にある無人島で、実際には4つほどの島の総称です。
大阪湾への入口に当たるという地理的な特徴から明治期より軍事施設が作られ、第二次大戦が終わるまで軍が管理していた島です。
実際にこの島の砲台などが使われることはなかったようですが、戦後これらの施設は破壊、放棄されて廃墟となっています。
以前から釣りやキャンプ、ハイキングなどの目的で訪れる人がいたので定期便が対岸の和歌山市加太から出ていますが、近年その廃墟と生い茂る植物とが組み合わさった景色がジブリの映画「天空の城 ラピュタ」のようだということで一部で人気になっているようです。
特にジブリ好きでもなければコスプレ好きでもない四十のおっさん3人がそんな友が島に行くことに決めたのは前日の金曜日。
とりあえず11時の船便に乗ることを目指して車を走らせました。
ところが阪和道で岸和田を超えたあたりから渋滞がはじまり、間に合うかどうか微妙な情勢に。
元々は岸和田SAで弁当でも買っていくつもりでいたのですがスルーして一路加太を目指します。
さらには、おそらく最寄りのICは和歌山北なのですが、先輩が出してくれた車のナビが古く和歌山北ICがまだ登録されていなかったため、ナビを信じてその先の和歌山ICまで行ってしまったことで和歌山市内を戻ることになり、ここでも大幅に時間をロス。
結局11時にはギリギリ間に合わず、港に着いたときにちょうど船が出ていってしまいました。
船着き場の風景。中央左の白い屋根から左側が桟橋 |
仕方なく次の便に乗ることにしてチケット売り場に行くと、今日はたまたま海上保安庁が友が島にある灯台の無料公開をしているとのこと。
そういうイベントがあるとはWebサイトには書いていなかったけど……ま、ラッキー♪
そのために臨時便も出ていたようですが、その臨時の12時便もすでに満席で、その次の13時便になるとのこと。
こちらはもうそのつもりで来ているが全然問題ない。
で予約券をもらったのですが、13時便のチケットを買うために12時から12時半の間にまた来てくれと。
ん?ということは、もしも11時便に乗ろうとしていたら9時くらいには予約券を取りに来ていないといけなかったということ?
まあ、12時まであと1時間くらいあるので昼食も食べられて結果オーライでしょう。
というわけで、すぐ近くの淡嶋神社に参拝することに。
きれいな拝殿 |
多量の市松人形…… |
大量の翁と媼…… |
招き猫も大量…… |
鳥居の前には3件ほどの土産物屋がありました。
よくあるのはまんじゅうや団子を売っている茶屋ですが、ここは目の前が漁港ということもあり魚介類の売店。
どの店も表で貝を焼いており、すごくいい匂い。そのうちの1軒に入って昼食にしました。
色々な貝を売っています |
いい匂い! |
メインはしらす丼にしました |
やっぱり人が多いな、と思っていたら、友が島についたら桟橋の上はすごい人の数。
どうやら我々が乗ってきた船に乗って加太に戻る人たちのようですが、こんなにいるのか!
コスプレしている人はいませんね |
前日までいい天気でしたが、日差しが強すぎずちょうどよかったのではないでしょうか。
ここから歩いて島を周ります。
海保のヘリがホバリング |
イベントで灯台に入れました |
階段が狭く大渋滞 |
やがて、パンフレットなどでよく見る第三砲台跡に着きました。
ここは友が島でももっとも規模が大きく、懐中電灯なしでは一歩も前に進めない真っ暗なトンネルや弾薬庫跡など見どころも多いところです。
第三砲台跡のあと、時間があれば島の北東側を周るコースもあるのですが、今回は時間の都合でここまで。
まっすぐ桟橋に戻って所要時間は約3時間ほど。
灯台に昇るのに30分ほど待ったので、普段なら2時間半くらいでしょうか。
結局雨も降らず、暑すぎて体力を削られることもなく、青い空の下で景色を見ることができなかった点を除けば天候にも恵まれたと思います。
何が良かったかと言えば、手つかずの自然と廃墟が島の中に点在し、ハイキングとビューポイントがいいバランスで楽しめることでしょうか。
下手に観光地化してきれいに整備されていないところが良かったと思います。
それにしても軍艦島、友が島と廃墟めぐりがかなり楽しくなってきてしまったのはどうしたものか……。
人が多すぎて最終便に乗れず、もう1回戻ってきた船で帰りました |
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