無知の知であればよいのですが

昨日になりますが、腹が減って仕方がなかったので、会社帰りに駅構内にあるベーカリーカフェのようなところに寄りました。

買ったパンをぺろっと平らげ、コーヒーを飲みながら窓際のカウンター席でくつろいでいると、背中側のテーブルにいた学生2人組の声が聞くともなしに聞こえてくるわけです。
時期的には入試の真っ最中だと思うのですが、どうも彼女らは受験生ではないらしく、ふつうに期末試験の勉強をしているっぽい感じです。

「○○(日本史の出来事)ってなんやったっけー?」
「えー?しらーん」

まあ楽しそうなんですが、ちょっと気になったのが、その「知らない」ということを肯定している感じがあること。
最近の日本史のカリキュラムは知りませんが、その出来事はおそらく教科書に記載されているレベルのものです。
勉強しているわけですから覚えようという気はあるのだと思いますが、知らないことを当たり前というか、どちらかといえば自慢しているような感じで話している。
なんというか、彼女らがどうというよりも、そういう態度、言い方がITを知らないことをことさら肯定的にアピールしてくる経営者と重なったんですね。

どちらも「それじゃあこの先、大変だよ」と言ってあげたい。
高校生にもなって勉強ができないことを自慢してどうする。
ビジネスをやる人間がITを知らないことを自慢してどうする。
どちらも自分や自社を支えるものだということを理解してほしいものです。

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