箕面山ウォーキング

少し時間が空いたら、お気に入りの箕面の滝にすぐに行くことができる。
そんなところに住んでいることの贅沢を噛み締めながら、今日は箕面の滝道や、少し山道に入ったりしてリフレッシュしてきました。

15時ごろに箕面駅前をスタート。まずはいつも通り滝道を通って滝を目指します。
今日は朝からたまに雪が舞う冷え込んだ一日でしたが、やはり滝道に入るとさらに空気がひんやりと冷たくなります。
舗装され快適な道をずんずん歩いていくと、山本珈琲を過ぎたところで滝道が通行止めに。
なんでも危険木の撤去作業だそうで、後から振り返ってみると至るところに注意書きがありました。
ということで道を右に、川の方に降りていくような道を取ります。少し下って橋を渡ると右手に姫岩という標識と、大きな岩が割れて道ができているような場所がありました。
道ももちろんきれいに整備されているのですが舗装はされておらず、少しぬかるんでいることもあり、ちょっとした秘境感を味わいながら歩いていきます。

山肌に貼りつくような道を歩き、やがて唐人戻岩を過ぎたところにある橋で、メインの滝道と合流しました。
ここまでくれば滝まではあと少し、売店をすぎると目の前が開け、奥に箕面の滝が姿を現しました。
平日の昼ということで人影もまばらで、じっくり滝を堪能できます。
缶コーヒーを買って、ベンチで休憩。こういうところが本格的な山とは違う、箕面のお手軽なところですね。

一服したところで来た道を戻ります。
姫岩のところで橋を渡れば本当に来た道そのままなのですがそれでは面白くないので、姫岩の間を抜けてさらに麓を目指します。ちょうど滝道と川を挟んで対岸側の道です。
この道も少し進むと山本珈琲のところで否応なく滝道に合流しますが、いつもと違う道を歩くのは新鮮な気持ちがしていいものです。

音羽山荘のところまで来たところで、前を歩いていた女性二人組に追いつきました。
道の端から追い越そうとしたのですが、横に広がって歩いていたので思うようにいきません。
ちょうどそこは西江寺に向かう道のところだったので、追い越す代わりにそちらに向かってみることに。

しばらく歩いていくと西江寺の裏手でそのまま進む道と境内に入ると思われる小道の分岐があったので、ここは試しにそのまま進んでみました。
山の中の上り道なので望海丘展望台に出るのかな?と思ったら、府道43号線の際にある別の展望台に出ました。
そこからも大阪湾が一望できたので、少し登り道に疲れたこともあり、景色を見ながら少し休憩。
おじいさんが展望台の上でストレッチをしていましたが、特に会話を交わすこともなし・・・。

元来た道を戻り、今度は西江寺の境内に入りました。
一応こういうところに来たらお詣りはしておこうということで手を合わせたのですが、そのまま境内を抜けようとするとそこには鳥居が。
む?寺のはずだけど・・・。
鳥居の脇に寺の由来が書かれていたので眺めていると、その脇から何やら訴えかけるように鳴きながら黒猫が現れました。
またこいつが人懐っこい。首輪はありませんが、寺で飼われているのかな?
しきりに足元にじゃれついてくるので少し遊んでやり、別れの挨拶をして坂を降りました。
かつてはこの坂が箕面の山に入るメインのルートだったそうで、現在は滝道の方がメインのようになっていますが、こちら道のほうが道沿いの建物は古いものが多く、かつて近所の人たちが洗い場として使っていた水路などもあり、趣がありますね。
やがて箕面駅前のロータリーの東側に出ました。

時間にして約2時間、いつもの道を少し外して歩いたことになりますが、あえて滝道を歩かないこのルートも気分が変わって良いものでした。
適度に自然と人の手、生活と観光が融合した箕面は、いつ来ても気軽にリフレッシュでき、いくつかの新しい発見もある良いところです。
また、時間が少し空いたら、日常をほんの少し離れるために訪れたいと思います。

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