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みさき公園のイルカショー

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みさき公園のプール(ぷーるらんどRiO)に入場した人は、水着のまま遊園地の各種アトラクションを楽しむことができるのですが、その中に「イルカショー」もあります。 地図の中央上(「R」の文字の下あたり)に書かれている一時入退場口から遊園地に入ることができます。 イルカショーが行われる「シャイニースタジアム」までは徒歩15分くらいとのこと。意外と遠い……。 たどり着いたシャイニースタジアムはイルカショーの施設としては一般的な形ですが、観客席は小さく、イルカプールとの距離がすごく近い。 そして我々が入った開演15分前の時点で観客ゼロ。 夏休み期間中ということで「ワッショイ!夏祭り」という、特に水しぶきをあげるような内容になっているとのことでした。 おいおい観客も集まり、いよいよ公演スタート。 まずはイルカたちが次々にジャンプ!着水の時に尾ひれを水面に打ち付けるような落ち方をすることで、大きな水しぶきが客席に飛んできます。 なるほど、確かにこういうショーは見たことがないですね。 さらに大きなビーチボールをプールに投げ入れると、イルカたちが尾ひれを使ってボールを客席にキック!観客はそのボールをプールの方に打ち返すのですが、ボールとともに飛んできた水しぶきでやはりびしょぬれになります。 ここで雰囲気が変わって、インストラクターとイルカとの1対1での水中ショー。ひれにつかまって泳いだり、イルカがインストラクターを下から押し上げて高くジャンプしたり。 水しぶきはかかりません。 で、最後にまたイルカのジャンプの連続で水しぶきがあがるあがる! ショーはおよそ20分間。カマイルカ3頭、バンドウイルカ3頭の計6頭のイルカたちとの距離も近く、水しぶきもあって迫力のあって、正直思っていたよりもずっといいショーでした。 ちなみに、私が調べた限りでは関西でイルカショーをやっている水族館・動物園は6か所あるようですが、今回のみさき公園が私が見た5か所目。 個人的に良かった順に並べると、 アドベンチャーワールド(和歌山) 城崎マリンワールド(兵庫) みさき公園(大阪) 須磨海浜水族園(兵庫) 京都水族館(京都) という感じでしょうか。 みさき公園のショーは今回の夏休みバージョンなのでちょっとずるい気もしますが。 関西で行...

みさき公園のプールで悠々水遊び

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ここ数年、プール好きな娘の夏休みに合わせて、プールを目的とした小旅行をしている我が家。 一昨年はレオマワールド、昨年は鈴鹿サーキット、そして今年はみさき公園に行ってきました。 みさき公園といっても関西圏の方しかわからないと思いますが、大阪府の南端、岬町にある南海電鉄が経営している遊園地です。 関西にもかつては各地に遊園地があったものですが、いまや残っているものは数少ないです。特に大阪・神戸はUSJという巨大テーマパークができてしまった影響か、もうかなり郊外まで行かないと「遊園地」と呼べるものはないんじゃないかな? そんな数少ない生き残りがこのみさき公園です。 とはいえ、大阪の北の方に住んでいると、正直行くことはまあないと思います。 知名度も低いし、特別に注目すべき特徴もないですし、なんといっても遠いですし……。 夏のレジャーを特集した雑誌などにはプールのことは記載されていますので、それで存在を知ったという人も多いような気がします。 今回はみさき公園には宿泊施設が併設されていないので、車で20分ほどのところにある休暇村紀州加太の宿泊予約も取ってお出かけしてきました。 阪和道泉南ICを降りてほどなく、みさき公園がありました。 が、どうみても駐車場に車が少ない……。 平日の朝10時過ぎという条件であっても心もとない車の少なさです。 遊園地のゲートからプールの入り口まで、無人ではないですが、片手で数えられるくらいしか人がいません。 大丈夫か? 水着に着替えてプールエリアに入ると、ぽつぽつとサンシェードや荷物が置かれているのが見えました。 なんとなくほっとすると同時に、そうなると逆にのびのびと遊べるという嬉しさの方が断然勝ってきます。 メインの流れるプールは広々として周囲の人とぶつかる心配なし。 こんなに長いスライダーも待ち時間なし! プール自体はこの手の遊園地にあるプールとしては普通にきれいでした。スライダーはありますが、あまり凝った作りではありません。今どきの新しい市民プールの方がよっぽどいろいろな仕掛けがあるかもしれません。 流れるプールの周囲に配置されたスライダーは5種類ほどあって、これを利用するには別途400円必要。 流れるプールの真ん中には小さい子用のプールとこじ...

有馬ミニトリップ

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週末のちょっとしたお出かけとして、家族で有馬に行ってきました。 泊りで行くときは車で行くのですが、今回は特に荷物もないのと娘がバスに乗りたがることもあって、宝塚駅前から阪急バスに乗っていくことにしました。 宝塚からは、通常の路線バスとして1時間に1本ないし2本くらい有馬温泉に行くバスが出ています。 ルートは何パターンかあるようですが、今回われわれが乗った蓬莱峡を通るバスであれば、宝塚駅から有馬温泉までおよそ40分弱のバスの旅です。 有馬温泉は六甲山の上にあり、宝塚よりも心なしか気温が低い気がしました。 金泉の源泉にある公共浴場「金の湯」の前には足湯があります。 家族で足を入れてみましたが、足湯とは思えない熱い湯で、10秒も浸けていられない! それでも何度も足を出し入れしながら湯を楽しみましたが、足先が真っ赤……。 金泉から坂を上っていった先は、古い町屋の佇まいを残しながらおしゃれな店が立ち並ぶ商店街になっていました。 何年か前に来たときは、もっと寂れた感じだったと思うのですが。 商店街にある有馬山椒の店で山椒昆布を購入し、ついでに有馬サイダーで喉を潤してから、またバス停がある通りまで戻りました。 この通り沿いもまた土産物屋などが立ち並ぶスポットでした。 有馬温泉といえば炭酸せんべいが名物ですが、その焼きたてを食べさせてくれる店が大盛況でした。 「賞味期限5秒」を謳っているのは、パリパリとした食感の炭酸せんべいも焼きたてアツアツの時はまだ少ししんなりしていて、そのしんなりした食感を楽しめるのが焼きたてを手渡されてから5秒程度だからとのこと。 3枚で100円と手軽に手が出せる値段だったので試してみましたが、たしかに微妙にしんなりしている。と思っているうちにもうパリパリになってしまう。賞味期限5秒は伊達ではないですね。 結局有馬での滞在は1時間半程度で、またバスに乗って宝塚に戻りました。 今度は泊りで温泉に入りに来たいものです。

Foreathlete 35J 謎の挙動

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今朝、Foreathlete 35J(以下「35J」)をつけて、ジョギングをしてみました。 まだ着けている期間が短く馴染んでいないせいか、やはりバンドの装着感がイマイチですが、当初よりはずいぶん違和感はなくなってきました。 白黒の液晶画面はコントラストがくっきりしていて、明るい太陽の光の下ででも非常に読みやすいですね。 普段は反転表示(文字が白く抜けている)ですが、アクティビティ中は通常の文字が黒の表示に変わります。 それにしても、心拍数を計測するのに胸ベルトを着けなくてもいいのはやはり楽ですね。 1回着けて走った限りでは精度にも問題はなさそうです。 そんなことを思いながら走っていたら、10分ほどたったところで35Jでぶるるっと震えました。 あきらかに自動ラップの通知なのですが、距離は1.6km程度。つまり1マイルで通知されたようなのです。 時計自体での設定も、スマホのGarmin Connectから確認した設定でも、すべて距離系の単位はメートルになっていて、どこにマイル設定はなし。 Garmin Connectの自動ラップの設定をみても、「単位の設定に応じて1マイルまたは1kmごとにラップを自動的にマークします。」となっていて、単位をメートルに設定していれば1kmごとに記録されるはずなのですが……。

Foreathlete 35J購入

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ようやくGPSランニングウォッチを購入しました。 ガーミンの Foreathlete 35J です。 ガーミンのランナー向けGPSウォッチのエントリーモデルですね。 購入するまで、Foreathlete 35Jも含めていくつかのモデルでかなり悩みました。 Garmin vivoactive J HR Garmin vivosmart J HR+ Tomtom Runner3 Cardio Polar M430 で、Foreathlete 35J。ちなみにM430はまだ発売されていません。 GPSで位置情報が取れることと心拍数が測れるのは必須要件で、予算は3万円以内。 GPSや心拍数を計測している状態でのバッテリーが12時間程度持つこと。 クラウドでのデータ保存のためにPCが必須ではないこと。 これらの条件のうち、多くを満たしていたのが上記の機種でした。 (M430は発売前ですが、そのベースモデルであるM400をもとに検討しました) 最終的にForeathlete 35Jにしたのは、付加機能は少ないものの先の条件を満たしており、今常用しているvivosmartと同じサービスを使うことができ、かつ価格が一番安かったこと。 コンパスがついていたり、高度がリアルタイムに見れたりという機能はハイキングをするには欲しい機能ではあったのですが、ずっと見ている必要があるものでもないので、見たいタイミングでスマホを見ればいいか、と。 高度は35Jでも、クラウドにアップするときちんと記録されますし。 まだ本格的には使っていないので、使ってみての良い点・悪い点は改めて機会があればまとめたいと思います。 とりあえず、ベルトが固く、長さも長すぎて着け心地はあまりよくないですね。。。

第18回 いけだ薪能

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池田市のシンボル五月山の山麓にある池田城跡公園で毎年薪能が行われています。今年初めて観に行きました。前売で一般は3000円でした。 城跡公園の東側の入口が入場口になっています。 城跡公園は南西側に復元された物見櫓があり(一見天守のように思いますが、実際の池田城には天守はなかったようです)、その北側に池と池に張り出した舞台があり、さらにその先は芝生の広場になっています。 池に張り出した舞台をそのまま能舞台にし、芝生の広場にはパイプ椅子を並べて観覧席としてありました。指定席ではないので、空いているところに座ります。 17:00開演で15分ほど遅れて入ったのですが、6割がた席が埋まっていました。 物見櫓の手前の気に隠れるようにして照明と音響の櫓が組まれています。この写真には写っていませんが左側にも同様の櫓がありますが、そちらも気に隠れるような位置になっています。 そのため、観覧席から見ると現代的な建物や施設はあまり見えず、何となくタイムトリップしたような感覚になります。 (観客の服装はもちろん現代的ですが) 今回の演目は、 仕舞 能「高砂」 火入れ式 狂言「土筆」 仕舞 能「菊慈童」 なお、17:00から17:30の間は五月山児童センターの能楽教室の子どもたちの発表がありました。 始まった時はまだ西日が強く、じりじりと肌が焼かれるような暑さがありましたが、日が傾くとともに徐々に涼しくなり、狂言が始まるころには私も含めてみんな上着を羽織っていました。 休憩のときに違う角度から。雰囲気ありますね。 すぐ背中側が五月山で、山から鳥が飛んで来たり、鶯の鳴き声がしたりするのも面白い。 そんな中、たまに向こうの空に伊丹空港を飛び立った飛行機が見えるのがシュールな印象。 雰囲気を楽しむという意味ではかなりオススメのイベントでした。 城跡公園内には売店もあるのですが、そこではカレーやビール、ワインなどを売っていました。こういうのも薪能ならでは…なのかな?

ランニングウォッチに求めるものは?

やはりM400はご臨終しているようなので、アクティビティトラッカー+スマホでランニングしてみました。 最近は常に身に着けている vivosmart J HR をランニングモードにして心拍数をチェックしながら、スマホでは Polar Beat を起動してランニングのルートをトラッキング。 6kmほど走りましたが、vivosmartの加速度センサーによる距離計測では10km以上走っていることになっていました。 ランニングに関連する数値はいろいろありますが、走る目的によってどの数値を見るかは変わってきます。 今回先述のような環境で走ってみて気づいたのは、私が走るのは主に健康維持やダイエットなので、速度やラップタイムはあまり気にしておらず、心拍数(運動負荷)、全体の経過時間(何分走っているか)、現在時間(そろそろ帰るべき?)が気になるということ。 ペースや速度など、タイムに関係するような要素はある程度予想していた通りですが気になりませんでした。 その意味では実際には6kmのコースを10kmと認識されても問題ないといえばないのですが、もう1つライフログマニアな側面(笑)からはこれだけの差があるとログとしての価値がなくなってしまうので、やはりGPSは必須だな、と強く認識した次第。 一方、心拍数をチェックしながら走るという点では、心拍数を細かく一定にするまでは不要ですが一定の範囲に収まるようにはする必要があります。 そういう意味ではリアルタイムな心拍数表示も必要ですが、一定の範囲を外れた時に通知してくれる機能や、ここまでの平均心拍数はチェックしたい。 もちろん機能があっても使わなければ良いのですが、機能が多いということは一般的には価格に跳ね返ってきます。 必要な機能は押さえつつ、それ以外の機能と価格とのバランスを考えながら、買替の機種を選びたいと思います。 こういう時が一番楽しいですね😁

M400、まさかご臨終か?!

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2年ほど前に買って以来愛用してきたランニングウォッチPolar M400ですが、先日の六甲縦走に付けていって電池が切れてから、充電さえできなくなってしまいました。 充電器に夜の間つないでいても、うんともすんとも言わない。 充電器を変えたり、充電に使うMicroUSBケーブルを変えてみたり、接触が悪いかもしれないので単位を磨いたり何度も差しなおしたりしても、全くダメ。 うーん、買い替えないとダメかな…。

京都国立博物館開館120周年記念特別展覧会「海北友松」を訪れて

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5月2日に訪れた京都国立博物館の海北友松展は、ここ何年かの間に観た展覧会の中では、もっとも内容が充実し、印象に残った展覧会でした。 海北友松(1533-1615)はもとは近江の武士の出で、父・海北綱親の戦死をきっかけに禅門に入り、その後狩野派の絵を学んだ後に独立し、独自の画風で活躍した絵師です。 このような経歴を見ると、武士の家に生まれたものの絵を描くことが好きで、武士として生きる気持ちはあまり持たなかったような人物を想像してしまいますが、実際にはむしろ逆で、彼は晩年になるまで海北家の再興を志しつづけた「武の人」だったようです。 (浅井家の滅亡の際に友松の兄が討ち死にし、友松は禅門から還俗した) 例えば、親しい友人であった明智光秀の家臣斎藤利三の、山崎の戦ののちに処刑されたあとに晒されていた遺骸を槍をふるって奪い、丁寧に埋葬したといった話も伝えられているとのこと。 そんな友松が海北家の再興よりも自身の画業を優先するようになったのはいつ頃なのか。 展覧会の年表や解説を見てもとくにその点について明確に言及した記述はなかったように思いますが、現在残っている彼の作品がおよそ60歳以降のものがほとんどであるという点から考えれば、50歳代でどこかで心境の変化があったのかもしれません。 (年表によると、先述の斎藤利三の刑死は友松50歳のとき。そして、友松が狩野派を離脱したきっかけと考えられる狩野永徳の死が友松58歳のとき) 友松の作品を見ていて感じるのが、その活躍の前半期(といっても60歳以降ですが)においてはスピード感、躍動感でしょうか。 他の絵師の作品をそれほど多くみているわけではないですが、例えば同展覧会に出ていた狩野永徳の作品と比べて、ひとつの筆づかいの長さが長く、途中の線はかすれが強く感じます。 一方、後半期はどんどん線が簡略化されていき、より少ない線で表現されていく。その様はある種の技芸の円熟の境地に達した達人たちに共通する、無駄を削ぎ落し必要な手数だけが残される事象と共通しているように思います。 さらに、彼の作品の集大成ともいうべき「月下渓流図屏風」をみると、その静謐さ、描かないことによる表現など、友松の「武家」「禅」という出自ならではなのではないかと感じました。 展覧会にいったら図録を買いなさい、とは大学のときあ...

六甲山縦走を半分だけ

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5月5日、こどもの日に会社の同僚と4人で六甲山縦走路の西側を歩いてきました。 先日の京都のエントリーに続いて、写真でルートを紹介。 8時30分ごろに須磨浦公園駅を出発。 本当は8時出発予定だったのが、同僚が携帯電話を電車に忘れるハプニングがあり少し遅れてスタート。 鉢伏山から旗降山へ。旗降山から振り返ると明石海峡大橋がハッキリ見えました。 鉄拐山から一度高倉台の住宅地に降り、大丸ピーコックで昼食のおにぎりを購入。住宅地を抜けた先で400階段と呼ばれる長い階段を登って栂尾山頂の展望台でいっぷくしつつ、明石まで携帯電話を取りに行っていた同僚が追いつくのを待って改めて4人で出発しました。 横尾山を越えて、一番の名所といってもよい馬ノ背に。 ここまでは全然元気だったんですけどね…。 横尾、妙法寺の住宅地を通り抜けるころにはちょっとした上り坂でも脚が重くなるようになってきました。 縦走という言葉からある程度のアップダウンはありながらも尾根伝いに進むようなイメージだったのですが、今回のルートに関して言えば、300~500mくらいの登山をいくつも連続して行うという方が的確かもしれません。 高取山の登りはこまめに休憩を取りながらゆっくり進み、またもや一度住宅地に降り、いざ今回のコースでもっともきついと聞かされていた菊水山の登りへ。 途中、「鵯越」「源平町」といった地名に趣を感じながら、重い脚をなんとか動かして進む。ところどころ整備された階段が用意されているのですが、そういう階段の方が脚へのダメージは大きかった…。 ようやくたどり着いた菊水山の山頂で昼食を摂る。 この日は天気が非常によく、眼下には遠く大阪市内がくっきり見えました。むしろ天気が良すぎて想定よりも水分補給のペースが早く、この時点で手持ちの飲料が尽きてしまいました。 同僚に水を分けてもらいつつ、昼食休憩では回復しきれない疲労で脚を引きずりながら鍋蓋山を超えて、大龍寺の自動販売機で水分補給がてら休憩。 ちなみに、一応Polar M400でのトラッキングもしていたのですが、この途中でバッテリー切れ。仕様上は8時間電池がもつとのことでしたが、ほぼその通りの結果でした。 ここから市ケ原に降りたあと、全山縦走であれば摩耶山に向けての急...

春の京都めぐり

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だいたい毎年、ゴールデンウィークには何らかの展覧会を見に行っているのですが、今年は地元逸翁美術館とともに京都の展覧会を見たくて、1日かけて京都を巡ってきました。 行きたかった展覧会は2つ。 京都国立博物館の「海北友松展」と、相国寺承天閣美術館の「伊藤若冲展 [後期]」。 この2つを軸に、その近所や移動ルート上にある寺社仏閣や名所旧跡に立ち寄ることにしました。 以下、写真を交えてルートを簡単に紹介します。 スタートは京都駅。京都タワーを横目に徒歩で京都国立博物館へ移動しました。 雲一つない快晴ながら風があって快適なウォーキングになりました。 9時半開館ですが、9:10の時点で長い列ができていました。 ここでじっくり2時間半かけて作品を鑑賞して、かなり体力を使いました😅 博物館の裏手は豊国神社。 伏見城から移築された国宝の楼門の下で柏手を打ちました。 さらにすぐ横が大阪冬・夏の陣のきっかけとなった鐘銘で有名な方広寺。 鐘のやや上部に2か所白くなっているところがありますが、ここに有名な「国家安康」「君臣豊楽」の文字があります。白く色を入れてくれているおかげでなんとか肉眼でも文字を読むことができました。 豊国神社の前には耳塚。 日本で天下統一を成し遂げた秀吉が大陸にも勢力を伸ばすべく行った朝鮮出兵の際に、兵士たちが首級の代わりに持ち帰った塩漬けにした耳や鼻を弔ったものです。 そんな歴史も、春の晴天の下で静かに眠っているようです。 ここから相国寺に向けての移動のために京阪電車に乗るために駅まで歩きますが、このころから陽射しが強まり気温が上がってきて初夏のような暑さになってきました。 今や国道1号線の一部として車がひっきりなしに通る五条大橋は、牛若丸と弁慶の出会いの逸話で有名ですね。 五条大橋の西のたもとには、牛若丸と弁慶の像が設置されています。 実はこの五条大橋のすぐ南西側、鴨川と高瀬川に挟まれた細いエリアにも史跡がありました。 大きな榎ですが、この榎はかつてこの地にあったという源融の屋敷の庭にあったものだそうです。 源融は源氏物語の主人公光源氏のモデルのひとりとされる貴族です。 あまり知られていないのは、この木があるだけで特に何も残って...

逸翁美術館「THE 書 ~数寄者が集めた古筆、お見せします~」を訪れて

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池田市は大阪郊外の小さな町ですが、「逸翁美術館」という美術館があります。 阪急電鉄グループの創業者である小林一三氏が収集した美術品や工芸品を収蔵していて、その名は小林氏の雅号「逸翁」にちなんでいます。 池田市に引っ越してきてからすでに10年、その存在を知りながら今まで訪れたことがなかったのですが、今日時間ができたので展覧会に訪問してきました。 今、逸翁美術館では開館60周年記念として1年間にわたって開催される一連の展覧会の第一幕として「 THE 書 ~数寄者が集めた古筆、お見せします~ 」が開催されています。 何年か前に建て替えられたはずの建物はシンプルながら洗練された印象です。 今回は45点の書が展示されており、重要文化財に指定されているものが4点、重要美術品に指定されているものも7点含まれています。 古筆というのは平安~鎌倉期にかけての、おもにかな文字の名筆を指すそうです。 こうした時期の書はおもに巻物や書籍・冊子の形態だったわけですが、後の時代にはこれらを切って掛け物にして茶の席に飾ることが流行ったそうで、今回展示されていたものも大部分は掛け物の形態になっていました。 こうした元の巻物や書籍を切ったものを「切」といい、古筆の切を「古筆切」と呼ぶとのこと。 巻子本や冊子本など完全な形で伝来した古筆 (奈良~室町時代のすぐれた書。特に和様の書や,かな書きのもの) を,掛軸仕立てにしたり,手鑑に張ったりする目的で切断したもの。桃山時代から江戸時代にかけ茶道の流行に伴い古筆が愛好され,需要が多かった。切断された断簡は内容,地名,所蔵者名にちなんで「万葉切」「高野切」「本阿弥切」などと称した。(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典) こうした古筆切はやはり能筆家の書の人気が高かったようで、展示されているものでも三蹟の一人である藤原行成や西行といった高名な能筆家の筆とされるものの、研究の結果もっと後の時代のものと判明しているというものも多くみられました。おそらくはこうした高名な能筆家の筆であるということが一種のステータスであったため、それらの筆であるということにされたものも多くあるのでしょう。 とはいえ、そうした高名な能筆家のものではなくても優れた書は多くあるわけで、展示されているものはそれぞれに特徴はありますが、いずれも流れるよ...

機内モードでの位置情報取得テスト

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GW中に山に行くことになったので、初めて行くところでもあるので歩いたルートをトラッキングしたいと思っています。 普段ランニングに使っているPolarのM400があるのでこれを使えばよいのですが、今回の山行は予定では8時間程度の行動になるので、M400ではバッテリーが保たない可能性が高い。 モバイルバッテリーは持っていこうと思いますが、M400を充電しながら歩くのは難しそう。とはいえこのために時計を買い直すのももったいないですしどうしたものかと思案したものの、こうなるとスマホのトラッキングアプリを使うしかなさそうです。 どうせ歩いている時にはスマホは触らないですし、スマホならリュックの中でモバイルバッテリーで充電することができますし。 とはいえ、ちょっとでもバッテリーの減りは抑えたいので、スマホを機内モードにした状態でトラッキングできるかテストしてみました。 運動のトラッキングはPolarに集約したいので、トラッキングアプリはPolar Beatを使用。 iPhoneを機内モードにセットしてアプリを起動。 運動の種類を表すアイコンの右上にある「GPS」マークがグリーンになっていますが、これはGPSの信号を受信できていることを表しています。 つまり、これで記録をスタートすればきちんと位置情報を記録できることになります。 実際にこれで歩いてみました。 歩いた距離がきちんと記録されています。 また、キャプチャした画面には出ていませんが、歩いたルートは地図上に正しくマッピングされており、やはり正しく記録されたことがわかりました。 基地局やWiFiを使った位置情報は使えなくなるので精度は落ちるかもしれませんが、まったく記録できないよりも全然マシです。 当日はiPhoneでルートをトラッキングしつつ、Garmin vivosmart J HRで心拍数を記録、同時にProtrekでも高度変化をレコーディングして、あとからこれらのデータを見てニヤニヤしたいと思います(^^)