ナレッジキャピタル超学校に初参加してきました

グランフロント大阪ナレッジキャピタルでは超学校というプログラムが開催されています。
さまざまな分野の研究者から、研究の発想やプロセスを学ぶだけでなく、参加者と一緒に考え、対話するナレッジキャピタルならではのプログラムです。
専門知識がない方でも気軽に参加でき、大学や企業、研究機関などの研究者と一般の参加者をつなぐ場を提供しています。(ナレッジキャピタル超学校のWebサイトより)
これまでも様々な大学や研究機関などとコラボした企画が行われているようですが、初めてそのプログラムに参加してみました。

今回は大阪・万博記念公園内にある国立民族学博物館(みんぱく)で開催されている特別展示とタイアップした、「ビーズ ー つなぐ・かざる・みせる」をテーマとしたプログラムで、今日はその第1回目。講演のタイトルは「世界はビーズでつながっている」でした。

会場はナレッジキャピタル内のCAFE Lab.の奥のスペース。会議室ではなくカフェの一画のオープンな空間というのも気軽に参加するというコンセプトを体現したもののようです。
参加費は500円ですが、受付をするとドリンク券をもらえますので、実質的には無料といってもよいかもしれません。
(毎回そうなのかはわかりませんが)
オーダーできるドリンクの中にはビールなどのアルコールもありました。


みんぱくの先生がプロジェクターで資料や映像を映しながら話をしてくださいます。

このビーズをテーマにしたプログラムは全4回の開催なのですが、第1回ということでなぜビーズに焦点を当てるのか、という入り口の話でした。

  • ものとものをつないでビーズのようなものを作るという行為は、ホモ・サピエンスにしかできない。
  • 現在世界で最初のビーズといわれているものは約10万年前のもので、イスラエルや北アフリカで発見されている。時期的には人類が出アフリカをした時期と重なっている。なぜアフリカを出るときにビーズが生まれたのか?
  • 南米の南端、南極に近い地域に暮らす民族は寒い気候にもかかわらず服を着るという風習がないが、それでもビーズ(首飾り)はつけている。
  • 首飾りなどを母から娘に代々受け渡していく風習は世界各地で見られる。
正直、参加するまではビーズというテーマそのものにはそれほど強い興味はもっていなかったのですが、話を聴くうちにどんどん興味が湧いてきます。
こういう視点はみんぱくならではですね。
質疑応答を含めて2時間弱でしたが、興味深く聞くことができ、あっという間に時間が過ぎていました。

初めて参加しましたが、気軽に参加できるし、知的好奇心が刺激される、とてもよいプログラムでした。
これからも機会があれば積極的に参加してみようと思います。

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